東京おひとりさま

注:おひとりさまなときも、そうじゃないときもあります

【うなぎ】かぶと@池袋 1年待ちの超人気老舗

 

こんにちは、なつみです。

 

予約は1年待ち、ご新規さんには養殖ものしか出てこないと噂の

鰻の名店「かぶと」にお邪魔する機会を得た!

相変わらず、食仲間のありがたさに咽び泣く日々。

ありがとう!!!

 

かぶと@池袋

https://tabelog.com/tokyo/A1305/A130501/13016660/

食べログ:4.53

 

食仲間がこちらの常連で、今回2名の予約が取れていたらしく

連れて行ってもらえた。私でいいのかい。ありがとうね。

 

なお、このお店の前の人は、知らない人です。

 

席は奥の小上がり。こちらは小上がりからの眺め。

うなぎさばきがしっかり見える!(写真だと小さいが)

なんと、このあとこちらの手前のカウンターに同じ会社の先輩が2人来店。

世間狭すぎる。

 

大将もおかみさんも非常に気さくで、

もっと厳しい感じを想像していたので拍子抜けというか、

非常にあたたかい感じでびっくり。

 

本日は常連に連れてきてもらっているので、

四万十の天然うなぎと大きな養殖うなぎの食べ比べが展開された!

 

ありがたすぎる。ほんとうに。

絶滅危惧なので、大事に食べる。

 

ひとつひとつ焼きあがるたびに、大将がお店全体に

「えー、みなさーん!こちらは ”えり焼き”と言いまして〜!」

などのように、部位と食べ方、楽しみ方の説明を大きな声でしてくれる。

 

頭のところ。

 

えり。

天然と養殖の食べ比べで一目瞭然。

天然のほうは、脂がねっとりしてゼラチンのような食感、

さわやかだけれども余韻が長い。ねっとりしているのにくどくない。

 

ハツ。すなわち心臓。

動いてる・・・!!!

このまま飲み込む。

 

うおお。

 

これは味がどうとかじゃなくて、

”まだ鼓動している心臓を取り出して提供できるほどの新鮮さとさばきの技術”

の、ややパフォーマンス的な要素と聞いた。

こんな体験、後にも先にもここだけだろうな…

 

レバー。

こんなにたくさん!

 

天然と養殖の味の違いったら、、、

天然は味が非常に濃く、苦味が美しい。美味しいというか、美しい。

 

待ってました。

身の白焼き。

 

奥が天然。手前が養殖。

こちらも食べ比べであまりの違いに驚きしかない。

天然は何もつけずに食べます。

養殖は、塩2種類。

天然は土っぽい非常に滋味深い不思議な美味しさで

奥が深すぎて底に到達できないような感覚。

 

最後に、お茶碗の白ご飯と身のかばやき。

大きすぎる。なんですかこの幸せは。

 

奥にちらっといるのが天然!

こちらはぶりぶりふっくら、味はやや淡白な養殖の良さが出ているなぁと。

蒲焼き考えた人偉い。

あと、世間のうな重からするとこちらの価格は信じられない。

 

お酒も面白かった!

他では見ない種類、しかしこの鰻に合う子たちばかり。

ぜひまた来たい、けど、予約が1年先を超えてしまったので、

9月まで予約停止だそう。

 

 

うなぎと大将にとても感謝した夜でした。

これからもうなぎと向き合うときはいつでも真剣勝負でいたい。

絶滅してほしくないので、ちゃんとしたお店でちゃんと食べる。

 

ごちそうさまでした。

友に感謝!