東京おひとりさま

注:おひとりさまなときも、そうじゃないときもあります

【一見さんお断り・予約困難】スガラボは超一流と言って過言ではない、一度は行くべきレストラン

 

こんにちは、なつみです。

なんと、スガラボさんに行く機会に恵まれました!日本で最も予約が取れないと言われている、一見さんお断りの(というのはいずれも行った後に知りましたが)、看板の出ていない隠れ家レストランです。ほんとうに入り口難しかった。

 

ロゴ(エッフェル塔?東京タワー?)の入った最中。

内部は卵黄とマヨネーズのクリーム状のものと、いくら!

 

ワインペアリングの前のシャンパーニュはこちら。アンリオブリュットミレジメ2006。

いくつか置いているシャンパンのなかから選んだのですが、これは安いほうのものだと思う。良いものを置いてますね。

 

 

お次に、胃を温めるためにと出されたのはなんとすっぽんスープ!

水の状態からじっくり出汁をとった、すっぽんスープはコクのあるコンソメのような。すっぽんの身もたっぷりはいってます。この器が中のスープが透けるすばらしいもので、あとで有田焼と判明。とても素敵だったので、父にプレゼントしました。

 

こちらは自家製パン。

 

前菜が続きます。松茸のフリットと、自家製のタルタルソース。このタルタルソースが秀逸でした!いぶりがっこ、らっきょうを刻んで入れているとのことでしたが、ディルの風味が上品にマッチしてすばらしい。思わずフリットのあともこのタルタルだけテーブルに残していただいて完食。

 

フリットは2品。フランス語では「ルージュ」と呼ばれる高級魚、日本名では「ヒメジ」というそうです。足が速い(すぐ悪くなっちゃう)ので、本日朝4時まで泳いでいたものを空輸しているそう!(昨日食べた紅しょうがの串揚げに見た目が似ている。)

身がほわっと細かくて、それでいて豊かな味わい。とてもおいしい!

 

こちらはオープン当初から出されている生ハム、ですが、改良が加わってほかほかの白ご飯(つやひめ)が下に潜んでいます!日本で唯一パルマハム職人という称号を持つ多田さんの、48ヶ月熟成の生ハムで、都内で2軒のみでしか食べられないそう!

溶ける。ごはんの温かさと甘み、生ハムの塩気と脂の甘み。最高です…

 

ペアリングのワインです。アルザスリースリング、Wiebersberg Grand cru 2013です。先日Crand cruと1er cruの飲み比べをして、Grand cruが圧倒的だったのを改めて確認しました。高いだけじゃないです(笑)

 

ここからようやくコース一品目。

登場したのはかわいらしい陶器の器。

 

ああすてき!根室の雲丹と、鳥取の関金わさびのお品。

スガラボでは必ず生産者さんを訪問してお話を聞いて仕入れているそうです。シェフやスタッフの皆様から出て来るエピソードが豊か。市場に卸していないけど特別にわけていただいているもの、などもたくさんあるようです。

こちらはさっぱりと酸味の効いたわさびとお酢のジュレ、内部には雲丹、湯葉がとろーりと。

 

お次はさんまに合わせるべく、強めの白がやってきました。Dario Princic Bianco. シェリー樽で熟成しているそうで、パンチある!

 

北海道の秋刀魚に、なんと25年熟成のバルサミコ酢を!私の知っているバルサミコ酢ではない。私とバルサミコ酢の関係は至極残念なもので、会社のサラダバーでオリーブオイルと間違えてバルサミコ酢のボトルを野菜にドバっと振りかけてしまい酸っぱい黒い酢で満たされたサラダを食べたことが過去に3回。

こんなにまろやかなバルサミコ酢。秋刀魚の臭みは消して甘みを引き立てる。すごい。見直したよバルサミコ

 

お次のペアリングは、石川は御祖酒造の、遊穂 山おろし純米。熟成してまろやか。しかしこれまで何度か飲んだ遊穂に特段の想いを抱いたことがなかったのですが、こうしてスガラボで出てくるとなると俄然注目度が高まってしまいます。

 

次のお皿は、土佐ジローでお出汁をとったスープに、フォアグラのラビオリ、きのこに香味野菜。これはですね、もう本当に最高でした。毎日飲みたい!!!

きのこ、コリアンダー、大葉、ショウガでアジアンテイストなんだけど、つるもちっとしたジューシーで豊満なフォアグラのラヴィオリが入ると途端にフレンチ。あああもう一度食べたい!

 

幸せな一皿は、ほんとうに蒸発するようにすぐになくなっちゃいます。赤ワインで気を取り直します。ドイツワインです。Bernhard Huber R bienenberg Spatburgunder 2008

新樽のオーク樽で熟成しているそうで、醤油のような面白い味になってます!わたしはこういうの好きだな。

 

山口は萩の甘鯛を松笠焼きにし、三浦の大根のふろふきを添えています。大分の味一ねぎのペーストとともに(手前の緑のです)。こちらの大分の宇佐というところでは、「ねぎなべ」という、鱧などを具材に入れながらもネギが主役のお鍋が食べられているほどのねぎの産地だそうです!行ってみたい!!ネギ特有のとろりとした甘みとほどよい辛みがあり、すばらしいです。お魚のソースは、甲殻類の出汁、甘鯛のアラ、赤ワインビネガー、バルサミコで作られているそうです。甲殻類のあの何とも言えないこうばしくじんわりと口中に広がる旨さ、最高です・・・>< 許されるならお皿を舐めたい。心からそう思います。

 

次は牛に合わせてChateau cos D'estournel 2008. だいすきボルドーワイン。

ところで後ろにシェフたちが写っていますが、キッチンを囲むカウンターでのお食事でした。ほかに8名がけのテーブル、4名がけのテーブルがありましたがやはり醍醐味は2〜3名で予約できるこちらの席!シェフやソムリエとお話しながら、シェフのすばらしい手際を見ながらお食事できます。ここに居られるだけで価値があると思えます。

須賀シェフは極めて流暢なフランス語で接客してて、かと思えば英語も話してて、そしてオープンキッチンで美しい料理をてきぱき作りながら店内すべてのサービス状況を把握して鋭く指示を出していて、超人ですね。たくさんいるスタッフが気づかないことに全部気づく。店内のお客様もかなりグローバルだった。世界からこの店に来るために人が集まる…本当にすごいです。

 

仙台の黒毛和牛、北海道の黄金かぼちゃのお皿。黄金かぼちゃは、無農薬で糖度25度!軌跡のかぼちゃと呼ばれているそうです。炊いたこちらのかぼちゃ、本当にとても甘く、しかし甘ったるくはない、野菜の旨味という感じでした。調べると、入手困難、1個6,000円とのこと。すごい…

仙台牛もとってもやわらかく、下味が上品についていて肉のうまみを非常によく感じられるお皿でした。

こちらにさらに、さきほどの関金わさびをすりおろしたものをぜいたくに供してくださいます。やはり和牛にわさびは最強。

 

ここでなんと、「カレー食べますか?」と。

かなりおなかいっぱいなんですが、店内に漂ってきたおいしそうなカレーの匂いに負け、「すこーーしだけ」とお伝えすると、このようなかわいいカレーがやってきました!

ラムのひき肉?に、スパイスたっぷり、かなりナツメグが強い舌触り。臭いのに美味い!おなか空いているときに、おなかいっぱい食べてみたいです(笑)

 

楽しい時間はあっという間です。デザートです。

山梨の銀河農園まきおかさんの巨峰とブラックラムのソルベ・ジュレ・果実の3本立て。ローズマリーとへべすの風味。へべすは、宮崎県ローカルの柑橘類だそうです。

 

山梨の銀河農園まきおかさんの巨峰と、へべす。なんてかわいいんだ。

 

シェフが、最後のデザート(ミルフィーユ)をどのくらい食べますか?と聞いてくれるのですが、シャレのきいている須賀シェフ、「角煮です」などと(笑)

 

最後に甘口のシチリアワイン。

Pellegrino Marsala Superiore Ambra 1985

 

ワインと和栗。

 

和栗のミルフィーユです!!岐阜は中津川の新田農園さんから。さっくりと丁寧に焼き上げられた生地に、カスタード、ホイップ、和栗がぜいたくに!これも無限にいけそうな錯覚。コース食べておなかいっぱいなのに、つるっと食べられる…

 

須賀シェフが訪問している記事があった。

www.fujingaho.jp

 

食後のハーブティー。フレッシュハーブにシェフがお湯を注いでくれます。ああ、ずっと飲んでいたい。しかし時間はすでに24時を回っているという事実(笑)

 

サプライズで、コーヒープリン!

 

そして焼き立てのミニフィナンシェ10個!お持ち帰りに包んでくれました。

 

日本各地の食材への愛情が伝わる、とても素晴らしい時間でした。丁寧に料理されて、食材が本当に嬉しそうで、全力でおいしさが爆発してました。あぁ、ほんとうにすてきでした!

サービスも気持ちよく(シェフが厳しいのが伝わってきましたがw)、雰囲気も器もワインもすべてが調和してました。

お値段は46,000円くらい。ワインや食材の質、調理の素晴らしいレベルを考えると妥当かと思います。

 

番外編(どうでもいいことです):斜め前に座っていたおそらくかなりのセレブと思われる外国人金髪モデルさんと思しき方(私が芸能通だったらきっと誰だかわかると思うんだけど、名前がわからない)の、すっけすけの白い薄いトップスから乳首が丸見えだったのと、その方が須賀シェフと非常に親しくフランス語と英語で会話していたこと、さらにはその方がなんと厨房に入って写真をガンガン撮っていたこと、さらにその連れのおそらく中国系の起業家的な感じだと思われる男性との関係性も非常に気になり、かつその二人がドバイから買ってきたという大量の高級そうな乾燥なつめをなぜか帰り際にくれたこと、もうなんかやたら情報量と刺激が過多だった。食事に集中したかったけどしばしば乱された。

 

ともあれ、おいしかったです!!

ごちそうさまでした〜!