東京おひとりさま

注:おひとりさまなときも、そうじゃないときもあります

【割烹】恵比寿くろいわ ともに人生を歩みたいと思えた

 

こんにちは、なつみです。

 

食べログ★ 3.64

https://tabelog.com/tokyo/A1303/A130302/13186582/

 

正直、この点数は低すぎると思う。

 

私がどうにもこうにも疲れていて、食仲間の同僚に「今日暇?なら、とにかくウマい幸せな店に連れて行ってくれ」と伝えたら当日にも関わらず予約できた店(今思えば酷いオーダー)。伺って思ったが当日で予約がとれるなんてありえないレベルの店だと思う!

 

恵比寿 くろいわさんです。素敵なエントランス。

 

梅茶でさわやかに。

 

一階は待合のみのようで、お二階が御食事処のご様子。二階の個室にご案内いただきました。

 

さっそく酒でごめんなすって。

福島が誇る銘酒のひとつ、ロ万です❤

 

初夏の、節句の味覚!わらび、ほたるいか、新子などなど。美しい… 春から初夏に掛けてはこういった味の濃くて脂の少ない食材が充実していて楽しい!

 

あゆの天ぷら〜

 

お吸い物など数皿はさみまして、伊勢海老のお刺身にカツオなども乗っちゃってます。伊勢海老って、本当に尊い味がするよねぇ。。可食部少ないけどさ…

 

この間にこのわた、イワシなどをはさみ・・・

 

八寸!(写真が暗くてごめんなさい!)

 

端午の節句に合わせて登竜門を全体で表現した素晴らしい八寸です。

 

 

お酒はもちろんすばらしいんだけど、こんな木の酒器見たことない!

 

このように美しい八寸のそれぞれのお皿。

 

 

何より感動したのはこちらの、古九谷の酒器たち!こんな貴重な器、自由に選んでいいというので、もう手が震えます。(アルコールが足りないわけではないです)

 

2度説明お願いしちゃいました(笑)

 

お酒はどれも本当に面白くて…

 

 

この口直しもすごくて…

オレンジにお茶のゼリーが入っていて、渋味・甘さ・さわやかさが絶妙。

 

 

そして我々の本題がやってきました。

 

花山椒!!!

これは、1年に2週間ほどしか楽しめない季節中の季節の味覚。

ぴりっとじゅわっとする食感、それにこの濃いめの出汁…

これ以上の春の贅沢はないと思える。

 

そこにこの益荒男…

もう、この物語のある構成といったら。

 

このあと個室からカウンターに移動して、ご飯ものをなんと3種類も!どのおかずもおいしくて…胃が無限であったらいいのにとこのときほど思ったことはないです。その後さらにデザートも3種類ほど。

 

カウンターでくろいわさんにいろいろとお話を伺っていたところ、なんと同世代。それで恵比寿にこんな素敵なお店を構えられるって本当に凄い。

 

くろういわさんが「この店にこうして来られるということは、あなたも成功者ではないですか。これから一緒に歩んでいきましょう」とおっしゃってくださって、いや一介のサラリーマンですとは思ったものの、こういう素晴らしいお店を作り上げている同世代に否が応でも刺激を受けざるを得ず、かつ、私ができることはこうしてお金を払うということなんだなぁと思うと、私ももっと頑張って稼いで、そしてこういうお店で楽しく消費をすることができたらいいんだろうなと思った。

 

美味しいだけではなく、いろいろなことを考えるきっかけになったとても素敵な訪問でした。ありがとうございました!