【Kill-Bill restaurant】西麻布権八は、日本ではなかった
こんにちは、なつみです。
料理の写真がない、レストランレポです(笑)
西麻布権八
食べログ ★ 3.50 (これだからやはり食べログは信用ならぬ)
権八 西麻布 (GONPACHI) - 六本木/居酒屋 [食べログ]
一緒に働いているアジアのチームが10人くらい来日していたので、
・20人入れる
・会社から近い
・日本食
・Vegetarian, Vegan対応
・外国語メニューあり
という条件を満たすのは三船と西麻布権八しか思いつかず・・・
渋々ながら初めてなので来てみました。
このフロアいっぱいのひとたち、80%は外国人(しかも西洋人)ですね。定員さんも日本人がほとんどいない印象。
映画キル・ビルに登場するので有名らしいです。
心配していたお料理は、実はそこそこ普通でした。高い居酒屋料理っていう感じ。ただ銀座など他の店舗よりクオリティが低めのような印象があるかも。ほかの権八にもここ5年以上行ってないのでわかりませんが。
お豆腐が最も美味しかった、と中東出身の同僚が言ってました。初めて豆腐をウマいと思ったとのこと。お刺身の舟盛りでは雲丹とボタン海老はおいしかった。お寿司は食べないほうが良いと思う(食べてないけどとなりの偉い人が食べていたのを見た感じ)。
お酒は澤屋まつもと守破離五百万石があったのでひたすらそればかり飲んでました。おいしかった。
お蕎麦のお出汁は鰹出汁を昆布だしに変更して、とリクエストしたけどその後テーブルを移動しちゃったので結果がわからないや。どうなったんだろう。
少なくともあまりベジタリアン・ヴィーガンフレンドリーな感じはしなかったかなぁ。メニューにも表記がなく、日本人と一緒にこないと難しい気がする。
はじめて日本に来る、ハリウッド映画・日本映画が好きな外人なら楽しめるんじゃないですかね。インド人はその後インドレストランに消えていきました。
大人数外国人飲み会は難しい!
【常識を覆す】子ぐま@たまプラーザ は異次元のお好み焼き!
こんにちは、なつみです。
今日は素敵なご縁で出会った素敵な食仲間にお誘いいただいて、
お好み焼きの 子ぐま@たまプラーザ に行ってきた!
子ぐま
食べログ★ 3.58
https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140201/14002978/
たまプラーザは大学時代に何度か降りたことがあるけど、ただの田園都市線沿いの普通の駅という印象しかなかったので現在の変貌ぶりに顎が外れそうになった。
え、なに?この大都会?びっくりしすぎて写真はない。
すでに田園都市線(大学時代の略称はデント)の遅延で遅刻してるので、顎をもとに戻しながらとりあえずお店へ急ぐ。
何を隠そう私はお好み焼きというものに全く魅力を感じないタイプである。私の母がお好み焼きが好きではなかったので(お”好み”焼きが”好き”ではないというと、好きか好きじゃないか複雑ですね)、必然的に実家の食卓にはほとんどお好み焼きは上らず、家族でお好み焼き店に行った記憶は明確に2度だけ。お寿司や焼き肉、焼き鳥、居酒屋などは数えられないほど行っている。
おそらく母は農家育ちというのに野菜が好きではないので(特殊な土の地域で野菜の味が非常に濃い。言い換えれば苦いので苦手意識があるらしい。なおそれは私が28歳くらいのときに初めて知った。隠していた母は偉い。)たぶんキャベツたっぷりのお好み焼きが好きではないのだ。
東北という土地柄も影響していると思う。初めて出張で関西に行った折、なんでこんなにみんな小麦粉食べてるの??と目を丸くしたのは記憶に新しい。
私自身、もんじゃで名高い月島を隣町に持つ門前仲町に住んだことがきっかけでもんじゃこそ好んで食べるようになったものの、お好み焼きは……ねぇ……わざわざ食べる必要なくない??と常々思ってきた。家で作ったことは一度もない。
そこにきて今回のお誘いだ。
1ヵ月くらいの待ちが常時発生しているという 子ぐま。
しかも、私の信頼する食仲間(仲間というとおこがましく大先輩、食のプロたち)、それも複数の方が「本当に半端なくウマいからまじで楽しみにしてて!!」と全力でお薦めしてくる店。それはきっとただ事ではない。意を決して参加することに。
うーん、でもお好み焼きだよね……
たまプラから店へ急ぐ途中も、どこか気が進まない。
でも、ついてしまった。
え!あら…!なんか想像と違う素敵な店構え。キレイ!
結論から言うと、それはもう異次元の美味さのオンパレードの「お好み焼き」を超えた「お好み焼き」であり、ああ、”お好み”焼きってこういうことなのか!的なアハ体験が待っていたのでした。私も”好み”だよ、君のこと!!
順を追って話そう。
まず遅刻して到着したら、鉄板はこのようなことになっていた。
店内は月島とは程遠い清潔感で、まったく臭くない!ほんとうにきれいな店内!
荷物は座席の下に収納できるし、テーブルは脂っぽくないし、メニューが油と熱で歪んでいることもない。
これはチーズ焼きと、じゃがいも焼き。(正式名称は失念した。)
チーズ焼きのほうは、ペンネ、アスパラ、じゃがいも、ベーコンなどにとろーりまろやかなとろけるチーズが覆いかぶさっていて、食の地引網やーみたいな感じです。ものすごく、ウマい。
右のじゃがいもの焼いたものも、ふっくら、しっとり、ほくほく……あぁ、北海道はじゃがいもに救われたんだよ。
10年前くらいに読んだこの本を思い出したよ……
もう、この2品を食べただけでこのお店が普通じゃないことがわかった。
わかった、従おう。
次はイカだよ〜
私の尊敬する食仲間が魚介の釣り&捌き&焼きにかけてはプロなので(本職はインターネット企業の台湾支社の社長)、焼いてもらう。
えへへ、いつもすみませんねぇ。
え、なにこのイカ。ニューオータニの鉄板焼き専門店で食べたより美味しい気がしますけども!
ちなみに、謎のウマいマヨネーズソースと生姜ポン酢のどちらか、または混ぜたものをつけて食べる。この謎マヨが、天使のように白くて悪魔のように旨かった。なぜ写真がない。多分悪魔の仕業です。
これね、豚キムチ。
厚切りの豚バラをほどよい辛さのキムチで炒めて、なんと堅焼きそばの上に掛けて供されるわけです!後乗せ黄身のフォトジェニックさ……もう降参です。こういうところにちゃんとごまを振ってくれているところかも、私は本当に好きだなぁと思うわけです。
当然この豚バラのジューシーさ、その油とキムチと麺の絡み具合といったら!
同席の2才児がなんとこれをもぐもぐ食べる。おねえさんにもちょっと辛いけど、君は平気なのかな…?
次はいよいよ”お好み焼き”です。コースを注文していたんだけど、お好きなお好み焼きを2種チョイスできることになっており
・子ぐま玉(いわゆるスペシャル的なやつ)
・タコしそ
をチョイスしました。16人(4人1テーブル×3)だったけど全員が同じチョイスw
こちらが、子ぐま玉。豚、エビ、イカ、ホタテと豪華そのもの!
この道27年というおかみさんが混ぜて、焼いてくれます。とても笑顔がすてきでお元気な方。
女将さんが混ぜて焼いてくれるわけだけど、そこで私は本当にびっくりした。これは私の知っているお好み焼きではない……そう、お好み焼きの”生地”となるはずの水溶き小麦粉がほとんど入っていない。主なつなぎはおそらく卵で、水溶き小麦粉は本当に必要最小限のみと思われる。
見た目、ほとんどキャベツとネギ!これ、固まるの?と東北人ながらに心配してしまうほどの美しいキャベツっぷり!
写真はないけどこの間にタコ&しそも到着し、両方手際よく焼いてくださる。
そこにさらにとんぺい焼きが最終形態で参戦(出来上がってはこばれてきただけです)。
ふんわりしっとりした卵に、あの魔法のマヨネーズのようなものがかかっており、中身はさきほどの豚キムチでもお出ましになった、しっとりジューシーな豚バラ!
これもまた、私の知っている範囲のとんぺい焼きの範疇を軽く超えてきて、頭の辞書の書き換えが必要。
とんぺい焼きはあっというまになくなってしまい、その間に2つのお好み焼きが焼きあがる。
奥がタコ&しそで、手前が子ぐま玉。卵!!
子ぐま玉は作る過程で想像していたものの、本当に異次元のお好み焼き。今まで私が知っていたお好み焼きの、小麦粉感をソースとマヨネーズでやっつける感とは180度、いや360度スパイラルして違う次元に到達するほどの違い。
タコ&しそは、具がしっかりした子ぐま玉のあとにふさわしいさわやかで軽い口当たり!お好み焼きに「軽い口当たり」が存在するなんて、想像したこともありません。
なんなんだ、この店。。。。。。
でも、おなかいっぱいだよ〜もうそろそろ終わりかなぁ。
と、思うもつかの間、なんと焼きそば2種が運ばれて来た。塩焼きそばとソース焼きそば。そして驚くべきことにこれは生卵につけて味わう「つけ焼きそば」ッ!
左の塩焼きそばは、ラードなのかなぁ、かなりこってり、そして出汁と塩味が利いていて非常に美味しい!このままで、美味しい!卵につける前にみるみるなくなっていく。
右はソース。こちらは断然卵液ディップがお薦め!!!
もう、焼きそばの概念が変わる”超絶にウマい何か”になる!!
最も大事なことはこの麺の調理法だろう。
かなりの太麺なのでおそらくは下茹でしてあり、いわゆる出来合いの麺をばっさーとやって上から水をかけるのとは大違い。このもっちりとした食感、調味料が最大に絡むのは茹での為せる技かと!
さっきお腹いっぱいとか言ってたのはなんだったのかという具合に本当にあっという間になくなる。
なお、2人で1個の卵をシェアする形式であるため、卵Loverには卵が不足するらしい。私は蕎麦のように尖端3分の1ほどだけつける要領で食べていたので、最終的には卵Loverにつけ卵を差し上げました。
さて、この大満足のコース、おいくらだと思われますか。
これが、なんと、1人2,000円!
え!? いいの!?
(飲み放題はついてないです)
我々一行は「この美味さでこの値段はありえない、とにかく店のために酒を飲みまくろう」ということでハイボールやらウーロンハイやらビールやらとにかくいろいろ飲みました。それでもお会計はひとり5,000円はゆうに下回る……
ここは、私のお好み焼き感を本当にひっくり返してくれました。
また行きたい!
ごちそうさまでした〜!!!
【癒しのレストラン】Nouri @ Singapore はシェフの優しさに満ちた最高の空間!
こんにちは、なつみです。
シンガポールで、最高のレストランに出会ってしまいました。
レストランを構成する要素は、味、食感、食材、香り、プレゼンテーション、ワイン、食器、テーブル、照明、雰囲気、シェフ、スタッフ、などなど様々であり、しかもこれはもちろん単体ずつ評価できるものではなく非常に複雑に絡み合うのはご承知のとおり。
しかしそのすべてが非常に優しくて新鮮で、料理には工夫と愛情と情熱がこもっていて、そしてもちろん抜群に美味しくて心から幸せになれる、そんな素晴らしい場所に出会ってしまいました!
それがこちら、Nouri です。
店名の由来は、What you nourish, nourishes you.
食べること、感じること、想うことの大切さを、このレストランにいる時間のすべてで教えてくれるような店です。
Time Outにも記事がありますね。
ブラジル出身で、ミシュラン一つ星も獲得したIvanシェフがなんとわずか 7週間前にオープンさせたそう。紹介してくれた友人に感謝!
最初は入り口のバーカウンターで初めの1杯を飲みつつ、カウンターのお兄さん(中国系のすごくいい人!!)と談笑し……のはずなんですが、ちょっとフライトまで時間がなさすぎたので、さっそく席に通してもらっちゃいました。
しかしこのカウンター兄さんがあとで素晴らしいサービスをしてくれて、感動。
それについてはのちほど。
5 courses と 7 courses があったのでもちろん 7 courses をお願いしました。
店内はキッチンと席の隔たりがない、まさにオープンキッチン。奥には個室もありましたよ。
なんて暖かい雰囲気。
1杯目のシャンパン。
Champagne Chartogne Taillet
シャルトーニュ・タイエ
とても柔らかく、きめの細かい泡が、こちらのお店を象徴するかのよう。
お料理はスターターの Bread and Broth.
パンを目の前の食事のパートナーと分け合って食事をスタートさせるというコンセプトだそう。一人なので分け合えませんが。ライ麦の sourdough です。
こちらのお店ではマレーシア北部の契約農園から60%程度の野菜を仕入れているそうですが、右はそのお野菜6種類を煮込んだBroth(だし、というかスープというか)セロリが香る、深みとさわやかさのある素晴らしいBroth.
左は、Chees and Vegitable Brothとのことで、カンテサンスのスペシャリテのミルクパンナコッタのようなものかと思いきやあたたかく、お豆腐のようにゆるくかたまっていて、とても優しい味!
お次はSnacks.
手前:ピクルス、フェンネルの花、Peppercorn(黒胡椒の実), チーズ
奥:黒ライスクラッカー, ウニ, マンダリン
右:Idli butter(イドリー, つまり南インドのライスケーキ), キャビア
しっとり、サクサク、ふんわり、とろーり......
いろんな食感が楽しめる。まさにスターターにふさわしい、心を踊らせてくれるような1皿!
さて、ワイン。
Penedes. 香りはどことなく鰹出汁。甘くすっきりしていて、最初はこれくらいがきっと適切。とてもカジュアルなテイストの白。
ブラッターチーズにoat broth, 一番上にはpetai leaf というとても香りの強い東南アジアのお野菜。その豆は英語でSmelly beanというらしく、つまり、とても臭いそうです。お野菜のお味自体は、にんにく、干ししいたけのような味で不思議。やや塩味も感じる。これは面白い! 私は大好きになりました。
さきほどのワインの出汁の香りとも良く合います。
お次のワイン。
Weingut Fred Loimer
オーストリアのワインだそうです。グリーンペッパーのようなスパイシーさが少し、ビター度がさっきのワインよりややアップ。お料理もだんだん味が濃くなっていくのでしょう〜
次のお皿……きたあああああ!
いい香り!!!!!
King Crub Cheong Fun.
Cheong Fun, つまり腸粉ですね。お米の点心。ぷるんぷるんのつるんつるんで、下にはKing Crub(タラバガニ)!上には細ネギ、桜えび、レモンと出汁の風味のコクのある豆乳のエスプーマ、ちょっとクリスピーな食感はなんだったんだろう。右下には鰹節のようなものが。
とにかくおいしかった。
とにかくおいしかった!!!
おいしかったーーーーー!!!!!
おかわりしたい。。。
お次はなんと日本酒です!
かなりやわらかい香り、テイストはドライ。
お料理は何に合わせるのでしょう…?
なんと驚きの、カレーです!
カレーがやってきました!!
いい香りであります!!
この茶色のものは、ブラジルのストリートフード ”アカラジェ” と言うらしいです。
コロッケのような感じですが、豆だそうです。
上にはココナッツで味付けた麦?的な感じですかね?
キャビアに見立てて、とおっしゃってました。
カレーは実は2層になっており、一番内側は海老。とても濃い海老。vatapa というブラジルのカレーのようなものだそう。外側はココナツカレー。結構辛い。
そして、そう、これが何を隠そうとにかく日本酒に合う!!
あぁ、カレーライスの発想か・・・
ソムリエに話を聞くと、ライスとココナツはとても相性がよく、当然ライスとカレーも相性がよく、ココナツとカレーも相性がよく、ライス由来の酒とのマリアージュは完璧、とのこと。これはすごかった!感動の味だった。
日本だと辛いものにお酒ってあんまり飲まないし、カレーとお酒も発想がなかったので……(しかし、自分の発想の貧困さに反省。カレーライスがあるなら、カレーと酒も大アリでしょう。女子高生的に言うと、ありよりのあり。)
次は赤が来ました!
イタリアのオーガニックワインだそうです。
ライトなだしの香り。薄く渋い赤、美しい!
こちらのお料理に合わせます。その名も Mashroom.
マイタケ(日本産, 見慣れたパッケージから出てきた)のフライ。
黒トリュフとキノコのみじん切りのペーストと、オレンジ、実山椒。
そこにコショウの効いたしいたけ出汁を後から注いでくださいます。
さらにお茶碗にも少し入れてくれるので、出汁だけも味わえます。粋か。
このような感じに!
これ、もう、おいしいしか出てきません。
滋味深いです。
私のノートに書いてあった言葉
「お い し い」
「さ い こ う か」
美味しすぎて悶絶して絶筆という様相です。
もちろん、軽いだし香のオーガニックワインと合う!!
もうここのシェフとソムリエが神様に見えてきた。
はぁ。。。こんなにおいしくて、どうなってしまうんだろう。
そんなことを思っていたら、次のワインです。
なんと、イタリアのオレンジワイン。
香りが甘く爽やかで、嫌味のない香水のような、いつまでも嗅いでいたい不思議な香り。味はビターななかにも後味がやわらかく甘い。
ここからはメインの2皿。
チキン、ビーフ、お魚から1つを選んで、
それぞれ同じ食材が異なる調理法で2皿で出てきます。
私が選択したのは、お魚。
Raymond's Grouper Two Waysとのこと。
ハタ、だそうです。スズキ科スズキ目ハタ亜科。はて。
今更だけど牛も食べてみたかったな。
(あの日の私には胃的にお肉は無理だったかもだけど)
このオレンジワインに合わせてのお皿は、 セビーチェ風!
セビーチェはスペインの伝統料理と言われているけどアジア由来という説もある旨、
シェフが教えてくださいました。
お刺身に、フレッシュココナツオイル、さらに一般的にはココナツビネガーを使うところだけど、なんとフェンネルビネガー!
上には、キャビア、お魚の皮を揚げたクラッカー、Peppercorn.
ココナツって日本だとほんとにあまり使われないけど、こうして食べていくと、複雑にさわやかさとコクを作り出してくれるまことに南国にふさわしい素晴らしい食材ですね。
さぁ、さらにワインですよ。
ポルトガルだそうです。(だんだんコメントが雑になってきてすみません)
トースト香に、ベリーのテイスト。
お魚だけど、赤ですよ!
おおおお〜
ふんわりとぷりっと低温調理された白身にまとわせたやわらかなソース。
そして何より!この広東風黒胡椒ソース!これは本当に面白い。
黄人参が添えられています。
左のほうの粉は、ピンクペッパーの砕いたものだそうです。
お料理はここまで。ここからデザートです!
デザートワインはイタリアのもの。
プレデセールは写真を忘れました…が、
かわいらしいNusturtium (ナスターチウム、キンセンカ)というお花の、
シトラスのような味のマシュマロ!
デザート1品目。
シトラスキャラメルムース、バナナアイスに、クランチーなそば粉とココアのクッキー。このキャラメルムース、激甘そうに見えますがものすごく爽やかで、おいしい!さくさくのココアクッキーの食感ともあいまって、あっという間になくなりました。
ついにコースが終わってしまいます。
私のシンガポール出張も終わってしまいます。深夜便、疲れるから嫌いです…
うう…
最後のデザート。名残惜しい。
これがまた、美味しい!!
プラム(桃系のフルーツの総称として)をいろいろなテイストで。
黄色いソースは桃やスモモのような酸味と甘味ととろみのある味わい、上のものは、梅のようなものを煮たものにオレンジ味の強い果実を煮たジャムのようなものがのっています。(のようなものばかりで申し訳ない)
左のものは、クッキーの上にとろけるチョコレート!固まっているようにみえるけど、すごくとろーりとしたリッチなチョコで、これをすべて混ぜ合わせていただきます!
奥は烏龍茶。
渋みは控えめ、透き通ってやや爽やかに甘さも香る美味しい烏龍茶です。
最後のこちらは…内緒です!お会計じゃないよ。
これは行ってのお楽しみにされてください。
お会計はかわいいカエルが持ってきてくれます。
こちらも見てのお楽しみ。
シェフ(中央)と、スーシェフ(左)。
私の席の目の前がこんな感じ。
一皿一皿、シェフが運んできてくれて説明をしてくれて、
その暖かい眼差しに癒される…
サービスのお姉さんもフレンドリーで明るくて、カジュアルで、
誰もが歓迎されていて、まったく肩肘張らずに心から食事を楽しめると感じました。
最後に私が感動したのは、入り口で出迎えてくれたバーカウンターのお兄さん。
私が、「このあとフライトがあるので、、」と少し伝えたところ
適切な時間にタクシーを呼んでおいてくれて、
シェフやサービスの方にも時間を伝えてくれて、
ANAのターミナルを調べてタクシードライバーに伝えてくれていて、
お陰様で、実はちょっとタイトな時間も安心して楽しむことができました。
(実はフライトの時間を1時間私が勘違いしていて、空港についたら出発1時間前で大ピンチだったんですけどもw)
今回のお値段は、
7 courses (170 SGD) & wine pairing (120 SGD)
サービス料などを加えて、日本円でおよそ 28,000円ほど。
この内容、あのサービス。
信じられないコスパです。
次にシンガポール出張があったら、絶対に行きます。
2日前に行った2つ星のOdette(ナショナル・ギャラリー内)よりも断然、はるかに、よかったです。Odetteは42,000円だしw
そのOdetteの記事はこちら。
Nouriはまだできて7週間ということもあり今ならWebsiteから予約はすぐ取れますが、おそらく数ヶ月もしたら予約困難店の仲間入りかと思います。Singaporeに行かれる予定がある方はぜひとも訪ねてみてください!
ーーーーー 追記 ーーーーー
地球の歩き方にも素晴らしい記事が。自分で書いた後にこれを読んだら、あまりのざっくり稚拙な記事に恥ずかしくなりましたw
さすがプロは違いますなぁ。
でも、説明がなかったけど「きっとこれはこれをこう調理したのね」と思ったのが大方あっていたりして、それは嬉しかった!
食の旅、味覚と表現の修行は続きます!
【鮨】寿し処 寿々@溜池山王 は静かな職人が握る硬派な鮨だった
こんにちは、なつみです。
バリ(旅行)→シンガポール(出張)から帰国したので、
ランチはお寿司。
海外でもとくに「日本食が食べたい!!」となる人間ではないものの
お寿司は好きなので!
寿し処 寿々
食べログ★ 4.04
https://tabelog.com/tokyo/A1308/A130802/13024464/
ミシュラン一つ星
駅すぐ近くの雑居ビルの1階、意外な立地。
靴を脱いで畳にあがり、掘りごたつ形式のカウンターでいただくスタイルです。
13:30に予約したのですが、私しかいなかった(笑)
握りは「百合(5,000円)」と「おまかせ(8,000円)」とがあり、
貫数とネタの質が異なるということだったのですが
最近かなり食べすぎているので控えめな方にしました。
11貫と鉄火巻、お椀とマスカットでした。
印象にのこったものたち:
金目鯛。
脂がのっており身もしっかりしておいしかった!
このイクラがすごかった。
つぶが立っていて、ごはんと交わると信じられないようなとろみと旨味。
イクラは普段あまり好まないのだけどこれは神だった。また食べたい。
中トロ。
安定の美味さ。
生海老2尾。
とろける。海老独特の臭みと塩気が少なめの印象。
こちら、何貝でしたでしょうか・・・
かなり聞き慣れない名前でした。
誰か知ってたら教えて。
うに!
うには軍艦より握りがすきなんですが、ここは軍艦であるがゆえ
大量に乗っていて贅沢。
それなら軍艦で納得いたします。おいしいです。すみませんでした。
鉄火巻。海苔が美味い!!
とても美味しかったです。
しかしかなりのテンポで出てくるので
もう少しのんびり楽しみたかったなぁというのが正直なところ。
あと、最初の一貫めのシャリが熱かったのには若干驚きました。
ネタに合わせて工夫している、ということではなくて
単におひつから出した直後であり、その後徐々に冷えていったというのが
食べていてわかります。
一見さんだとこうなるのか?
安い方を頼んだから?
ネタからするとコスパはかなり良いとは思うものの、
雰囲気やシャリの件からも、あまり居心地の良いお店ではなかったかなぁ。
あらためて食べログを見たら、夜のほうの点数が高かった。(夜4.16 昼3.97)
なるほど。
では今度は夜でおまかせ行ってみようかな。
日本酒は十四代など良いのが並んでいたし、
ワインはケンゾーとのことで、
お酒&お寿司で見てみないと、わからないかもしれないですね。
【割烹】喜作@麻布十番 ”鮑うどん”
こんにちは、なつみです。
麻布十番の割烹 喜作さんに行ってきましたよ。
食べログ★ 3.85
https://tabelog.com/tokyo/A1307/A130702/13111754/
カウンター8席, 個室1室のみのこじんまりとした店内。
とても静かです。
いんげんと、初もののふっくらとした銀杏の白和え!
銀杏の季節がやってきたか〜。早いですね。
大好物です。
非常に細く切られた松茸の食感が楽しいお出汁。
底には炙った鱧!夏の名残と秋の足音。にくい演出です。
胃にも舌にも心にも優しい滋味深い一皿。
お刺身などもはさみつつ、
こちらが 鮑うどん!!
以前に知人から「鮑うどんがうまい」と聞いていたけど全く想像つかず。
食べて納得。
巨大な蒸し鮑をすりおろして、お出汁ととろろを加えてうどんにかける。
ひえええええ。
おいしいとしか言いようがないですよ。
こちらは、穴子の天ぷら。
この天ぷらは新しい!
さっくりもっちりしていて、小麦粉の天ぷらではないと思う。
米粉とかかなぁ?
こちらがお食事です!
ちりめん山椒(大好物)、卵黄の醤油漬け、みょうがとれんこんの浅漬、、、
ご飯、無限に食べれる。
お酒の品揃えも面白く、とくに宋玄が豊富に取り揃えられてました。
すべて大将にお任せでお願いしましたが、大満足です。
たしか全部で23,000円くらい。
お酒かなりの量いただいたので、内容からするとお安いかと思います。
高級店というよりは、けっこうカジュアルに
仕事が効いた美味しいものが食べられるという印象かな。
なお、大将は若く見えるけど43だそうで。
群馬出身で、店名はお祖父様のお名前だそうです。
割烹っぽいので、とのことでした(笑)
予約はポケットコンシェルでできましたよ〜
ごちそうさまでした。
【ミシュラン2ッ星】Odette @ Singapore は高級エンターテイメント!さすがNational Gallery
こんにちは、なつみです。
バリ旅行からのシンガポール出張に来てまして、ホーカーのバクテーもいいけど、せっかくなのでレストランも巡っちゃうことにしました。
シンガポールのベストレストランにANDREなどとともにラインナップされる、
Odette です。National Galleryの中にあります。おしゃれ。
ミシュラン2ッ星だそうです。
こちらの記事に素敵な内観の写真がありますよ。
夜の博物館、って特別な感じ。
席に案内されますと、これまたおしゃれ。
フィンガースナックが3種。
手前のものはおそらく蕎麦のパフに、ポテトサラダフィリング。
冷感と食感が楽しい。
右のものは、バターがじゅわっと染み込んだパイのようなもので、チーズがかかっています。
奥のものは忘れちゃった…すみません。
人と話してたのでメモ取っておらず。
乾杯のシャンパンは、なんと5種類から選べます!
こちら、まだSnacksの一部なのですがなんと、マッシュルームティーをふわふわ卵のクリーミーなムースのようなもののなかに注いでいます。
マッシュルームオイルが染み込んだデニッシュを浸して食べたり、
そのまま飲んだり…
これ、見た目では何もわからないと思いますが滋味深くて最高においしいです。
胃を温めて食欲を増進させてくれる、最高のStarter.
プレートもデニッシュもキノコ型。
パンは3種。
右のものは黒トリュフ入り。
フランス産バターと、自家製のラード!
ホタテのタルタルの付け合せにやってきたこちらのカナッペが
ギルティーな美味さ(つまりvery fatty & salty)。
バターがたっぷりと染み込み、じゅわっと音がするほど。
こちらが北海道産ホタテのタルタル。
巨峰、ナシが鱗のように乗っています。
なにもわざわざSingaporeで日本人の私が北海道産を食べることもないんですが
やはり日本の食材っていうのはブランドなんだろうなぁ。
ワインも、いろいろと説明を聞いたけど
友人と話しながらまったくメモを取っていなかったので写真だけ。
これは、Beetrootの様々な食べ方を楽しめる一皿。
目にも舌にも楽しい!
Beetroot、日本でももっと食べたらいいのになぁ。
お次がこちらのスペシャリテとのことで、
もくもくのスモークとともにやってきたのは・・・
なんと温泉卵!
こちらのポテトのふわふわムースのうえに卵を!
こんなふうに!
それはそれは、大変美味しかったです!!
お次に、お魚の一皿。
最初はこのように盛り付けられてきますが、
そこにブイヤベースを注ぐ!!
お野菜の食感、お魚のパリっとした皮に繊細な白身で、
結構なボリュームだけどずっと楽しくいただけます。
なお、なかなかお味は濃い目です。
お肉料理は、なんとチキン!
この価格帯でチキンはなかなか驚きです。
黒トリュフがたっぷり!奥には海老、ポレンタ。
さらにトルコのドルマのように、青菜で包まれてカットされている右のものはおそらくお魚の内臓と身を煮込んだものと思います。
次はデザート前のお口直し。
キュウリのアイスとソルベ!
デザートのタイトルはSummer Garden.
その名の通りのあふれるビタミンカラーと緑が目に楽しく、アプリコット、抹茶ホイップ、ライスパフ、桃などを使いさくさく、とろーり、ぷるん、ふんわり、などいろいろな食感で美味しい!
最後のデザート。宇宙人!?
この変わった器は実は4段階層で。
Wow!!です。
生キャラメル、カヌレ、クリームパフ(?)が隠れていました。
コーヒーか紅茶は、もうおなかが限界&明日が早かったのでお断りしちゃいました。
夜のナショナル・ギャラリー。
今回のお会計は
6 Acts: 228 SGD + (Wine Flight +165 SGD)
サービス料などを入れて、日本円で 42,000円くらい。
うーーーーーん、再訪はないかなぁ(´・ω・`)
【生ラム】しろくま@赤坂は、もはや北海道!
こんにちは、なつみです。
赤坂のジンギスカンといえば!
と言うより、東京で美味しいラムといえば!
で間違いなく上位に入るこちら
しろくま。
札幌、赤坂、新橋にあります。
今日はたぶん7年ぶりくらい。
店内は北海道のポスターがいっぱいで、
昨年のニセコ旅行、十勝旅行、今年の札幌旅行が思い出されて
(そういえばこの一年くらいで3回も北海道に行っていた)
もう、北海道に帰りたい!!
北海道出身でもなんでもないけど。
食と自然の宝庫で、私にとって天国のような場所。
今日は北海道音更町産の生ラム、
ホゲットをいただいた。
無冷凍、17ヶ月齢!
若い順から
ラム
ホゲット
マトン
だそう。
ホゲットははじめてきいた。
オーストラリア産のラムとマトンもいただいたけど、
この音更産ホゲット……
別世界!!!
甘い!とける!香る!!!
(´д⊂)‥ハゥ
なお、上記2000円。
マトン790円。
ラム890円。
価格などを考えるとマトンが1番よかったかも。
赤身っぽさと油の香りがバランス良かった。
こちらのお店はカレーも名物だけど
糖質を控えて我慢。
痩せたら食べにこよう。
いつになることやら。