【人生初の】脱毛なるものをしてきました
こんにちは、なつみです。
体毛が薄めなので今までなんの不自由なく暮らしてきたんですが、会社のお付き合いで脱毛モニターをすることになりました。新人さんたちの練習台ですね。
某研修センターに到着。
会議机とイスにマットを敷いた簡易ベッドがずらっと並んでいて、研修感がすごい。
今回の脱毛方法は、毛根にある毛の工場を高周波で退化させるという種類のものだそう。レーザーで焼くとかかと思ってたけど、こういうのの技術もいろいろ進化してるんでしょうね。
2、3ミリ伸ばした毛に沿わせて高周波をあてられる針を挿入して、根本に届いたら通電するという工程のようです。
今回はワキと膝下(つまりスネ)だったのですが、人生初の脱毛、、、
膝下の痛いことといったら!!想像とちがう!!
ちくっ、じわー
ちくっ、じわー、ちくっ
みたいな痛みが延々と続く。
痛さもそうだし、なんというか、これはストレスですね。世の中の女性、こんな辛い思いをお金払って積極的にしているの!?と、かなりの衝撃を受けました。キレイになるためならとガマンされるのでしょうか。私はカミソリで良いよ……
ワキはそれに比べるとなんか痛さはだいぶましな感じ。ただずっと肩をあげてるから疲れますね。施術してるほうはもっと疲れると思いますが。研修生たちなので、針が入らなくて何度もやり直しをしたりしてたいへんそうでした。
そういうわけで、ずっとちくちくじわーっと痛いから横になってるけどぜんぜん眠れない!これは大変だー
かれこれ計3時間で両ワキは比較的キレイになり、膝下はかなりまだらな仕上がりでした。
これは毛が濃い方はさぞ大変でしょう……1回何時間かがんばって、そして何度も通うことになるのだと思います。ちらりと見えてしまった横の女性は、脱毛したことがわからないほどの毛で終了してました。
術後赤みはすぐひいたけどひりひり感はしばらく続きますね。このあと1度だけ再度行くことになってますが、痛さを考えると憂鬱です(;_;)
美はガマンなんですな。
カワイイは作れる。しかし我慢は必要。
世の中の美しい女性たち、尊敬します……
貴重な体験、ありがとうございましたm(_ _)m
【Convivio】お肉のスペシャリスト武藤さんが厳選したお肉でイタリアンを楽しむイベント!
こんにちは、なつみです。
お肉のスペシャリスト武藤さんが厳選した特別なお肉で
Convivioの辻シェフが腕を振るう、『ムト肉ラザーニャの会』におじゃましてきました!
北参道の路地にあるConvivio(コンヴィーヴィオ)は、1階が外から見えるキッチン、2階がお店になっております。
Convivio
https://tabelog.com/tokyo/A1309/A130901/13149817/
食べログ★ 4.07
まだ暑い日もありますが、秋の訪れを感じる素敵なレセプション。
まずはフランチャコルタで乾杯。
※まめちしき:
フランチャコルタ(Franciacorta)は、イタリア・ロンバルディア州東部のフランチャコルタ地方 (Franciacorta) で造られる、シャンパーニュ方式(瓶内2次発酵)のスパークリングワイン。
イタリアにおける原産地名称保護(保証つき統制原産地呼称、DOCG)の指定を受けており、ピノ・ビアンコ、シャルドネ、ピノ・ネロが主要品種である。シャンパーニュに次ぐ品質と世界的にも認められている。
出典:Wikipedia
今回のイベントの凄いところは、15,000円の会費でコースにペアリングしたワインも飲み放題!!!いやぁ、どんどん飲めちゃう私としては、申し訳なくなってしまうようなお得さです。
アミューズはチーズせんべい。かわいい!
さらにアミューズ。自家製ハム!ほどよい塩気とソフトでしっとりとした上品な食感で期待が高まります!非常においしい。これ、もっと食べたい(笑)
今日はこのハム以外のお肉はぜんぶ武藤さんセレクションだそうです。楽しみ〜!
お次は、「ムトコンバーガー」!武藤さん×Convivioでムトコン。
今回のイベントのために、武藤さんにも内緒で辻さんがシール作っちゃったそうです。
分厚いパテに、ふんわりとしながらもしっかりとした食感の自家製バンズの甘み、大粒の粒マスタードが利いておいしい!!!
お次は和牛のイチボのタリアータ。低温調理でとろけるまろやかな食感!インサラータでツナのサラダがこのお肉に隠れています。シチリアの海のようなお皿にお肉と花びらの彩りがとても美しいです。これは、おいしい。うなります。
このお料理に合わせるのは、ベネト州のピノグリージョ。ワインの質も高い。飲み放題なんてほんとすみません。遠慮なく飲みます。
看板メニューのラザーニャを、辻シェフ自ら披露!素敵な笑顔。36歳だそうです。イケメンで、さわやかで、料理が美しく美味しくて、すごいな。
お皿に取り分けていただいたラザーニャ。コメントを忘れて一気に食べてしまいました。私の得意料理のひとつはラザーニャなんだけど、そんなこと言っててごめんなさいって感じ。お肉とチーズのとろけるバランスがたまらないです。ワインはトスカーナのキャンティ・クラシコ。
なんと、ラザーニャ第二弾です!えぇそんな!こちらの黒いラザーニャは、竹炭だそうです。秋っぽくてかわいい!こちらも辻シェフ自らが披露&サーブしてくださいます。
ポルチーニと牛スネ肉を贅沢に使ったラザーニャ。おいしい〜!
メインのお肉!稲藁で香り付けをしたヒレ肉。武藤さんのこのヒレ、すごいんだよなぁ。手前はぜいたくにポルチーニ筍たっぷり!
お皿に盛り付けていただくとこのような感じに。あああ、どちらもフォトジェニック。
キャンティ・クラシコをたっぷりいただきながらお肉を楽しんでいると、このあとはキッチンに移動してくださいとのご案内が。
1階のキッチンに下りるとそこにはさっきまでのスタイルとは全く異なる辻シェフの姿が・・・!なんと、ラーメンです!
武藤さん、嬉しそうwww
このためのTシャツ、おそろいですw
ちいさな缶ビールが供されます。祭り!
こちらがそのラーメン。なんと、自家製麺!!トマトベースで、ホタテ貝ひもでとったお出汁が濃い。ビスクのようです。
こんなにたっぷりワイン。披露宴のテーブルみたい(笑)
どういうくだりか忘れてしまったのですが、厨房で使っているみりんをご紹介くださっています。有機三州味醂です。
参加者のおひとりがお誕生日で、なんとお誕生日スイーツがこのように!お名前プレート入りです。すごい!
最後、お写真ご自由にということだったので、撮りましたw
ブルゾンちえみをイメージしてみました。35億。
とても楽しく、驚きにあふれた素敵な時間でした。おいしかったーーー!本当にごちそうさまでした!
10月にも辻シェフのイベントがあるので、そちらも参加させていただきます。楽しみ^^
【貴重すぎるワインたち】大先輩とのワイン会はいつも驚きと感謝!モンラッシェ86年(;_;)
こんにちは、なつみです。
あるご縁で長いこと仲良くしてくださっている大先輩がいます。その大先輩、趣味が競馬とフランスワイン(主に古酒)。ありがたすぎるご縁で、いつも信じられないお値段でこんな↓ワインを楽しませてもらっております。ありがたすぎです。
今回のラインナップ
(お店の泡:Por Roger Brut Reserve NM)
Meursault 1er Cru Charmes'85 Maison B.Virely Rougetot
Morey St.Denis'85Maison Facquies Gilet
Vosne Romanee'85Maison Facquies Gilet
Volnay'80Maison Leroy
Corton'49
さらに特別版:
Joseph Drouhin Montrachet 1986.......!!!!!
ちなみに、2011年で、74,190円(税込)でした。おーまいが。
今日は飲んでないけど、そしておそらく中身はもう飲めない状態になっている1929年のシャンベルタン。博物館ですか?ここは。なお、1929年は、ウォール街が大暴落した年だそうです。
会場は、師匠宅のお近くの大宮です。『とらぬ狸』という北海道の食材をたくさん使ったお店、なんですけど今日のメインはハンガリーの鴨と豚だったので北海道推しはもはやよくわかりません。おいしいので良いですが。
とらぬ狸 ( とらぬたぬき) - 大宮/フレンチ [食べログ]
とても面白いお店で、ぱっと見は駅前のカジュアルな居酒屋??なんですが、入り口のPol Rogerの大群が普通じゃないワインのお店であることを物語ります。お料理も絶品!そしてソムリエの知識と経験の豊富さと言ったら!地下のセラーに、師匠のも含めた貴重なワインがたくさん保管されているそうです。テーマが面白いワイン会も頻繁に開催されています。ワイン好きには有名な通のお店、普通に来ると普通の居酒屋、という常連だけに見せる別な顔があるお店…なんていうと、なんか映画や小説に出てきそうな設定ですね(笑)
お料理いってみましょう。
花咲ガニと焼き茄子のテリーヌ、とうもろこしソース。こちらは花咲ガニとカニ味噌がたっぷりあえてあり、炭火の香ばしい香りがたっぷりの焼き茄子をジュレとキャベツで固めたテリーヌ。おいしい〜!!Pol Rogerのさわやかかつふくよかな香りに合います!(先日のエペルネツアーでは、Pol Rogerの前を通り掛かりました。寄りたかった。)
ワインはここからムルソー1985年に。トーストの香りに、きつめの樽の香り、私にとっては、なんか古い居酒屋の香りというか、田舎っぽいというか、好きな香りではありましたが、酸が全面に出て香りの広がりは少なめ。師匠いわく、1er Cruだからとのことでした。
次のお皿はなんと、会津は只見の露地物のマイタケです!たぶん初めて食べる。年に2週間くらいしかなく、今日はたまたま入ったので特別にとのこと。露地物の特色なのでしょう、みずみずしさよりも、乾いてしっかりした表面のなかに閉じ込められた濃いうまみが面白かったです。味が力強い!
ワインは、モレ・サン・ドニ85年。醤油の香り。味は香りと全く違ってとても軽いです。
お次は厚岸の牡蠣フリット。厚岸仙鳳趾(せんぽうし)産です。身が大きくふっくら、とろーり!
さらに赤。
ヴォーヌ・ロマネ85年。とても素敵なワインです。良い牛肉のような香り、とても華やかでわくわくするような。味は先程のとは逆にすこし酸っぱいけれど、香りと味の広がりが長く、はぁ、夢見心地。
お皿は、お肉になりましたよ。
こちらは、ハンガリー産の鴨と、国宝のマンガリッツァ豚のロティ、赤ワインソースで。鴨は厚切り、この脂がたまらない!歯ごたえはありながらも、驚くほど軽い、そしてこのマンガリッツァ豚!甘いんだけど、赤身的な豊かな香りがすばらしい。
ハンガリーは国宝を食品として輸出してしまう愉快な国なわけですが、このマンガリッツァ豚、見て驚きの可愛さ。ぜひ検索してみてほしいです。
ワインはモンラッシェ1986年。
黄金に輝き、運ばれてくるときから神々しさを放っていました。状態が良すぎるので、なんとあと5年後に飲みごろとのことです。もったいなくもありがたい機会に浴したわけです。
師匠の師匠であるソムリエ氏も、これはボトルを持った瞬間に背筋がぞくっとするほどの素晴らしい状態のワインであると破顔で絶賛。
何度も言うけど色がとても素晴らしく(って写真がないんですけども)味のきらめき、広がり、アフターがどれもたまらない。師匠はじめワイン通の皆様は「もう1時間おいてから」とか「明日飲んだほうが」などおっしゃっていましたが、これでも十分ほんとうに素晴らしくおいしい!私も感じたすこ~し感じた硬さとかまっすぐな感じが、ほぐれていくっていうことなのかな。そういうのは経験を積まないとわからないねぇ。
さてさて、生ハムです。オレイン豚(左)とイベリコ豚(右)の食べ比べ。オレイン豚はあまくとろみがあり、イベリコはキリッと締まった、香ばしい味。そりゃあどちらもおいしいのです。
ワインはルロワ80年。さすがの美味しさ!(と、モンラッシェのあとなのでコメントがシンプルですみません。)
締めはなんとごはんなんです。みつせ鶏と、さきほどの露地物のまいたけとごぼうをたっぷりつかったご飯!これがまた絶品でございました…あっという間に食べてしまいました。
デザートに白桃のソルベ。
最後に、すごい余興が2つありました。
1つ目は、コルトン49年。
終戦から4年。スポニチが創刊、ワコールが創業、大日本麦酒から朝日麦酒ができ、サザエさんの連載が始まり、穴の空いた5円玉が発行された年。
そんなワインを舐める機会がやってくるとは。過熟で飲めたものではないとのコメントつきであるものの、私はたいへんありがたく味見をさせてもらいました。(残りはお風呂にするかビーフシチューにするらしいです)
おばあちゃんちの土蔵みたいな香りと味で、すっぱいというかしぶいというか、なんか複雑な香り。私は「ワイン」と思って飲まなければ嫌いじゃない飲み物だと思いましたよ。
余興2つ目は、モンラッシェの1991年から1996年まで(の、撮影会)。総額で300万円ほどだそうです!もちろん飲んでません(笑)12月24日のワイン会、会費30万円の会だそうです。
今日は1986をたいへんおいしくいただき、感動の極みなわけですが、この1991年なんかは798,000円でございまして……
ひとつひとつがお高いとか言うことよりも、世の中にあと何本あるかわからないけれど、1991〜1996までがこうして揃って、お目にかかれるなんていうことはおそらく世界でもそうないんじゃないかということでした。(´д⊂)‥ハゥ
このワイン会、安すぎてお値段言えません。わたし、師匠には一生返せないご恩があると感じております・・・
しかも次は師匠のセラー開放デーが待ってます❤
おいしかったです!ごちそうさまでした!!
【日本料理・ミシュラン】晴山@三田 の安心感にどっぷり浸かった!あわびは異次元の旨さ
こんばんは、なつみです。
どういうわけか最近、食べログ★4以上、ミシュラン星つきのお店の訪問が続きます。
今日はこちら!
日本料理 晴山 (せいざん)
https://tabelog.com/tokyo/A1314/A131402/13127807/
食べログ★ 4.31
ミシュラン二つ星。
三田のちょっと意外な(周辺になにもない)場所の地下にありますが、階段を下ると、とても素敵な雰囲気。
予約はポケットコンシェルジュの、空席待ちでしたがすぐに予約完了の連絡が来たため、多分空席が出たのではなく普通にここで予約を管理しているんじゃないかと思いました。
予約が17:00からなのでお店は誰もいません。皆様とても素敵な元気の良い挨拶で出迎えてくださいました。
本日は、お酒4杯つきで30,000円のコース。
わくわく。
1杯目はグラスのシャンパン。銘柄伺えず、なんだったかなぁ。
1品目。鰆、春菊に、金山寺みそのジュレ!私の大好物のみょうがもたっぷり。この金山寺みそのジュレがとてもおもしろかったです。お味噌なのに澄んだ茶色のジュレ。すこしあぶった厚めのねっとりとした鰆と、素晴らしいハーモニー。あぁ!来てよかった!
お次は、岩手は久慈の松茸と、若狭の甘鯛のお椀。松茸は、あえて割かずに薄くスライスしていることでぷりっとした歯ごたえが出て、脂ののった炙り甘鯛とバランスを取っていると感じます。
とにかく美しい。美しいものはおいしい!脂がまったく浮いていない。。。なぜだ・・・!
お次はお造り。のどぐろと、車海老です。ここでお酒は黒龍の特吟。
のどぐろは、分厚く切ってさっと炙り、さらに食べやすく一口大にカットされています。もう、とろけます。お魚の脂ってどうしてこうも美味いんだろうか。のどぐろを最初に食べた人類、感動しただろうな・・・。私も何度めかわからないけど、こんなに感動しているんだから。
車海老がまた!この右上の、透明な部分が見えますでしょうか。表面はボイルしてあるんだけど、中は透明のぶりぶりとろりな生車海老!決して甘いだけのうまさではなく、かといって海老特有のしょっぱさや臭みなどとは無縁、こんなにほどよい海老の香りに包まれたぶりぶりのこの食感、もうなんというか、車海老以上に車海老。ほんとうに、旨い。
お次は鮑です!先日の喜作のあわびうどんに引き続きの鮑ではあるものの、私はかつてこんなに美味しくて楽しくて心おどる鮑を食べたことがないと思う。筑紫樓の鮑とかも胸高鳴る旨さだったけど、これはすごい。鮑のイノベーションではないだろうか(と、たしか鮑うどんを食べても同じことを思った)。
そんな喜作の記事はこちら。
さて、こちらの鮑に話をもどします。わかります、写真では決して美味そうに見えないことを。
詳しく説明します。こちらは、カンカンに熱せられた素焼きが塩を敷き詰めた器にはめ込まれていて、そこに鮑の肝とお出汁で作ったソースと、ごろごろと大きめにカットされた蒸し鮑を入れるわけです。ソースと鮑は別調理でした。
そうすると、じゅわーーー!ぼこぼこぼこ!!と、これでもかとそのソースが湯気を立てて煮立つわけです!あまりの激しさ、それは静止画であってもこの塩へのソースの飛びっぷりでお分かりいただけるかと思います。
なんだよー鮑の肝なんて当然旨いに決まってるじゃん!!!と思ったらここで予想外の出来事がやってくるわけです。
こちら。たっぷりの生うにと、ごはん!
鮑を食べてしまった後の肝ソースに、こちらのうにたっぷりごはんを入れるわけです。ごはんは冷ご飯で、やや酢飯っぽい。うには、当然新鮮な生うに。これだけでもとろける。でも入れちゃうよ。ふふ。
入れた!!混ぜた!鮑と雲丹のリゾット風・・・なんだその贅沢。もうここからは我を忘れて口に運びましたね。ほんとうに、とにかく、激旨であることしか書けません。
食べ終わった後も、しばし呆然とする旨さ。
さて、次のお皿に備えてやってきたのは晴山オリジナルの「晴山」というお酒。美山錦の純米大吟醸。大吟醸っぽくない、お酒らしいお酒でした。
そこへやってきたのは、鰻の蒲焼きと、賀茂茄子です。うなぎはふっくらとした関東風なんですが、その下に控える分厚い揚げ煮の賀茂茄子が、さらなるジューシーさをプラスして、これはこのオリジナルのお酒にとても合いますね。お互い味が強いんだけど、喧嘩せず、ふくらみを出していた印象。
ここいらでお水のグラスを思い出したように撮影。コースターがきれいに透けて美しい。
さて、次のお皿。こちらは鮎のすり身揚げ玉葱ソース。これは味的には普通でしたかね。でもすごく手間がかかっているということはわかりました。鮎の臭みがまったくない。
大きめの鮎を開いて、そのなかにさらに別な鮎の実の部分だけを丁寧にすり身にしたものを詰めて、整形して揚げていると思います。
しかしわたくし、先日鮎をもう数年食べなくてもいいと思うほど食べてしまったので、シーズン最後の鮎にもかかわらずあまり感動できなかった・・・もったいない。銀杏のほうに心が奪われてしまいました。
お次は、焼きかますと、蓮根饅頭のあんかけ。なんだかお魚疲れというのでしょうか、あまりこのかますは感動を感じられず。蓮根饅頭は大好きなのであんかけとともに美味しく幸せにいただいたのだけど、コースとしてはちょっと失速感があるか。
お酒は飛露喜の純米吟醸。
ここまででお皿は終わり。土鍋ごはんがやってきました!
ああ!ぶれている写真しかない!!鮭のはらこめしにたっぷり海苔と三つ葉です。
そこに、自家製いくらをかけて、親子丼に!このいくら、小粒ながらとてもとろりと味が濃くて、上質な卵の君のたまごかけごはんのような味に。
はらこめしは脂でかなりしっとり。
最後にデザート。いちじくのコンポートに梨のシャーベット、剥いたデラウェアをかぼすの風味でまとめています。剥いたデラウェアって、おいしいよなぁ。
鮑はとにかく美味しかった!!
ちょっとコース後半に何か陸の食べ物があっても良かったかなぁと思いますが、全体でお酒も入れて30,000円は、悪くないのではないかなと思いました。これぞ名店の安心感といったところでしょうか。
季節を変えてまた来てみたいな。
ごちそうさまでした!
【プレミアム日本酒】あべや@六本木 の土曜・祝日は日本酒好きの天国だった!
こんにちは、なつみです。
日本酒好きには本当にたまらない、すばらしい休日を過ごしたのでご報告です。
まず、この記述を見てください。どう思われますか。
■ 土・祝日限定!日本酒飲み放題 18時~29時まで日本酒が飲み放題!■
食べログ:https://tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13179306/
★3.06 ...嘘でしょう?
お一人様3,000円で飲み放題。
まぁろくな日本酒も出てこないのでは?
ですよね。
ではそのラインナップを見てみましょう。こちらです。
見えますか!
十四代、新政Type6、加茂錦荷札酒などの文字が・・・!
信じられません。
3,000円で、時間無制限飲み放題です。十四代です!
信じられません。
(なお、十四代にちなんでではないですが、結果ほぼリピートなく14種類飲みました)
お酒も、店長の知識も凄いのでとにかく楽しく、時間があっという間!
夏の終わりに順菜も楽しめました。とにかく私は順菜が好きだ。
この鶏皮ポン酢が。。。もう泣ける美味さ。飾り菊花が素敵な彩り。
メインは焼き鳥のお店です。こちらのネックが無限に食べられるくらい美味い…
季節のお酒もたくさん!!
山本飲み比べ。
3,000円、時間無制限、プレミアム日本酒飲み放題。十四代まで!
なぜこんなことが可能かというと…
前出の店長の鮮度へのこだわりで、月曜には口開けで出したいので土曜・祝日(月曜前の最後の営業日)には前週の飲み残しをすべて放出したい!ということだそうです。なので、どのお酒があるかはその週次第。
それにしても素晴らしい休日でした。食べログの3.06は本当に信じられない。焼き鳥もどれもおいしいです。しっかり炭火で焼いています。
玉に瑕は、喫煙可であるところかな><
今回は運良く同じフロアに喫煙の方がいなくて、奥の個室のみだったのでおいしくお酒が飲めました。
しかしそれを補って余りあるものかと思います。
ごちそうさまでした!
【鮎・鮎・鮎】夏の終わりに天然アユを堪能!ジビエ料理アンザイ@目白
こんにちは、なつみです。
今日は、夏も終わりだけど最後の天然鮎を堪能してきましたよ!
食べログ★ 3.65
https://tabelog.com/tokyo/A1305/A130501/13134095/
こちらはお知り合いのお店なので食べログどうこういうのはちょっと違う気もしますが。
いつもはマタギ(猟師)の店主アンザイさんが獲るイノシシなどなのですが、本日は静岡のご実家近くの天竜川でお父様が投網でとった天然鮎です!
こんなに天然鮎が!このヒレの黄色が天然の証。美しいですねぇ。
これらの素晴らしい鮎をまずは塩焼きで食べていくのですが、もちろん飲み物も大事です。
今日はアンザイさんの素晴らしいプレゼンテーションでこちらを一杯目にしました。私としては驚きのノンアルコール!
「純しぼり極」
これは静岡の農協さんが作っているみかんジュースなのですが、何が純しぼりで何が極みかというと、そう、あの袋の白い部分をすべて取り除いた、純粋に、実だけのジュースなんです!
普通みかんジュースは房の袋(白いところ)もあわせてジュースにしちゃうんですけど、これは違う。なので、飲むとあっという間に喉を抜けてなくなってしまう、そんな超贅沢なみかんジュースに仕上がっています。
こちらはお通し的なもの。えのきのみぞれ和え、焼き豆腐にイノシシのそぼろ、卵黄の味噌漬け。
面白い地ビールがいっぱい!私は飲んだことがない小樽麦酒を。
写真ないんですけど、ひとり5〜6尾くらい鮎を塩焼きでいただきました!
その後コンフィ。鮎は身が繊細だからコンフィにすると神ウマい。
このオイルにフランスパン…さらに神。
このぶどうジュースがまた面白かった!白ぶどうなんだけど見た目は濁った赤紫で、味は酸味が多めで食事に合う!
鮎100%の、つみれ。100%。こんな贅沢、許されるんでしょうか。
つみれがつみれ汁になる間に、玉葱でオーブン焼き。
鮎ご飯!!!!!!!
これ、鮎3層くらいいますw
もう、口内が鮎・鮎・鮎で、そんな贅沢ってある!?という会でした。
ごちそうさまでした!!
【ミシュラン三つ星】2度目のカンテサンスは、新しい驚きと幸せの4時間半!
こんにちは、なつみです。
2度めのカンテサンスにいってきました。言わずと知れた日本の最高峰。予約電話は大変つながりづらいです。しかし1度行くと次回予約が取れるので嬉しい!
食べログ★ 4.85
https://tabelog.com/tokyo/A1314/A131405/13159567/
今日も個室だったので写真OKです!嬉しい!!
前回訪問は8月半ば。今日はどういうお料理でどういう会になるのでしょう。楽しみ!
食べることと飲むことが大好きな皆様6人なので、とにかくわくわくです。初対面の人同士もいますが食べ物のちからですぐに仲良し。うーん幸せ。
本日は、焼肉屋社長とWebテクノロジー会社創業役員を兼務する私がとても尊敬する女性、不動産・古美術を扱う社長、ソニーの物理オタク女性、普段の食べ仲間のGoogleのアナリスト、Yahoo!出身で今はedible flower(食用花)等のベンチャーをやっている社長、そしてGoogleのProduct Specialistの私、というまぁ変なメンツ。これがものすごく楽しいマリアージュで!科学であり化学だね。
まずはシャンパーニュと、ノンアル1名のぶどうジュース。写真ぼけてますごめんなさい!
Michel Gonet, この夏にEpernayに行った際に、通りがかりました(笑)
一皿目。鶏肉・鶏レバーがさっくりとしたサブレの上に載っている、とても温かいフィンガーフード。このサックリ感に、けっこうしっかり目の味付けの鶏肉と、臭みのない鶏レバーがたまらない!!この写真見ただけで今もう一度食べたい!これ本当に好き。
意外や意外で、冷たい前菜。
はまぐり出汁に、シトラス系の風味をアクセントとして、みょうがやキュウリなど夏野菜をふんだんに使ったもの。東京の夏が短かったのでこのあたりで夏の名残を楽しませてくれようとしてくれているのかな?という感じ。一皿目が秋っぽかったので。
こちらのワインは、次の一皿のシェフのスペシャリテに合わせてです。前回も同じでしたね。次のシェフのスペシャリテと合わせるワインがとても難しく、こちらがベストと伺いました。前回も同じだったので定番でペアリングさせているのですかね。(次回の3度めで確かめます)
Huber Berg
そのシェフのスペシャリテがこちら。ヤギのミルクのパンナコッタです。
京都のヤギのミルクだけど、実はそれはメインではないというのが凄いところ。ヤギのミルクと聞くと少し臭みがあるのでは?ちょっと特徴的な味わいなのでは?など気になるかと思いますが全くそんなことはないです。この一皿は、本当にここでしか味わえないと思う。本当に素晴らしいです。
パンナコッタの純白にオリーブオイル、さらに百合根とマカダミアナッツスライスが美しく彩りを添えています。
ご説明を伺うと、あくまで主役はフランス各地のオリーブオイルとゲランドの塩、そのつなぎの役割を果たすのがヤギのミルクのパンナコッタとのこと。贅沢……
当然ヤギは動物で、そのミルクの質も四季に体調も餌も左右されるので(たとえば夏はフレッシュな草を食べるから水分量が豊富でミルクもさわやかテイスト、秋冬は干し草を食べるので濃厚に)その変化をオリーブオイルのブレンドで調整しているそうです!なんとまぁ!
ゲランドの塩、オリーブオイル、ミルクのさわやかなハーモニーが前回よりもさらにさらに美味しく感じられました。
スペシャリテって、こういうことなんでしょうね。何度いただいてももっともっと食べたくなる。これを楽しみにまた次回来たくなる。この味わいを誰かに伝えたくなる。
さて、次です!つや消しのお皿が美しい!!
これは挑戦的な一皿。岡山の黄ニラ、北海道のぼたんえびをマスカットビネガーで。ニラだと強すぎてしまうので黄ニラをつかっていらっしゃるとのことですが黄ニラもフレンチではなかなか挑戦的な味わいですね!ボタンエビは言うまでもなくねっとりととろけます。それが強めのニラの食感と香りに不思議に合う。(ただ、やはり黄ニラはのちのち口内にかなりのインパクトを残してました)
ちなみに私は黄ニラ大好きなんだけど、理由は門前仲町に住んでいたときによくお邪魔した素晴らしいラーメン屋さんの黄ニラのおひたし。東北出身の私はそれまでお恥ずかしながら黄ニラを食べたことがなかったのです。ジャズが流れる素敵で上品なラーメン屋さんです。
支那そば 晴弘
食べログ★ 3.56
https://tabelog.com/tokyo/A1313/A131303/13008015/#index
お次はこちら。大変おもしろいお皿でした!!
オオモミタケ、ほたてスライス、落花生とビネガーのソース。
このオオモミタケ、検索したらわかりますがとにかくでかい。味大丈夫か?と思われる方も多かろうと思いますが、食感のはっきりした、しめじとエリンギの間の子といったような味わいです。けっこうシャキシャキとして、私は好きですね。
なにより面白かったのは、全く辛くないんだけど唐辛子の旨味がうまく含まれている、どこかアジアンなテイストだったこと。ビネガーと辛味のない唐辛子が、タイやマレーシアっぽい雰囲気を出してました。ペルー料理、南フランス料理などで見られる辛くない赤唐辛子から出る”だし”が最近近辺でホットなんですが、それに近しいものを感じました。落花生(つまりピーナッツ)とビネガー、唐辛子はアジアンの定番ソースなのでそういうものにインスパイアされたと考えて間違いなさそうな気がします。
さてさて、ワインも佳境です。
シャサーニュ・モンラッシェ プルミエ・クリュ ブラン(ルイ・ラトゥール)
さてお次のお皿。これ、すごかったです!!もし私がフランスの王侯貴族だったら、とりあえずこれ毎日作ってくれとお抱えシェフに言うと思う。1日2度くらい食べたい。
しかし見ただけではわからないと思う。
これは、シューのような筒状の生地のなかに複数のキノコとモン・サン・ミッシェル産の小ぶりながら味の濃いムール貝のソテーが詰まっていて、キノコ出汁のエスプーマがあしらわれているという、『全日本きのこ・貝・およびその出汁協会*』の会員としてはもうこの皿の下に敷かれていたいくらいの皿なのでありました。(*架空です)
パイのように見えて、食感はふわっとしっかりなシュー。ここにきのこと貝の出汁が染み込んで、筆舌に尽くしがたい旨味が……もはや泣けます。
フレンチってこうだよね!シューだよね!と、改めて納得しました。
さてまた脱線しますがモン・サン・ミッシェルのムール貝については少々思い出があります。
2017年夏にひとりでモン・サン・ミッシェルに1泊したときのこと。バケツ1杯のムール貝白ワイン蒸しを頼んでしまい、しかも私は海外で牡蠣など二枚貝を食べると”必ず”壮絶に”あたる”ので、「いくら蒸しているとはいえ食べて良いのか?」と2分の1食べたところで思い至ってしまい、逡巡した結果、3分の1だけ残すというよくわからないことをし、結果まったく体調に変化がなかった。じゃあ全部食べればよかったな・・・ということがあったわけです。本当にどうでもいい話ですね。すみません。
本題に戻りましょう。
ここから私たちはワインペアリングをやめてボトルに移行することに決定しておりまして、こんなラインナップをご提案いただきました。お魚なので軽めの赤。
本日のお魚は鯛の皮をパリッと焼いて中はふっくらの理想的な一皿。この大きさ、すごいです。贅沢!一番奥はアーティチョークに香味野菜のペーストがかかっています。
お次、お肉に合わせてはちょっと重めのこちらのラインナップ。なんか、フランス社交界の舞踏会みたいだなと。いろんな素晴らしいお家柄の家から、教養もあり美しいお嬢さんがドレスをまとって社交場に出てきてさぁどうなさいましょうみたいな。はぁ。狂ってますね。贅沢。当たり前だけどどの娘もかわいいよ……
そしてそんな社交界のスター、本日の良家の御曹司は小鳩でした!私はおなかいっぱい気味だったので少なめポーションをお願いしました。
これ、すごく面白かったのがテキーラをベースにしたソース!それからこちらの左のつるむらさきのソテー!このつるむらさきの香りがとても素敵で、このお皿をランクアップさせていたと思います。
”つるむらさき”は、私は小さい頃からよく食べていたけど今回の同席者の反応を見ると一般的には馴染みがないように思うのでちょっと補足。見た目は茎の太いほうれん草のような感じなんだけど、熱を加えるとモロヘイヤのようにぬるっとする葉物野菜です。実家では夏によくおひたしで食べてました。
それにしても私の写真のセンスがないな。
友人が高いカメラで撮ったのがこちら。ぜんぜん違う!!!
ツルムラサキが抱き込んでいるのは、レンコンのお団子です。これもすりおろしレンコンと刻みレンコンで食感が豊か。秋だねぇ!
さて、お食事はここまで。
そういえばパン2種の、とくに2種目がおいしかったんだけど写真まったく撮ってないです(´д⊂)‥
お口直しがまた斬新!
こちらはキャラメルシャーベットに、ライムの香りと和梨の食感が楽しい一皿。キャラメルアイスはあるけど、キャラメルシャーベットは面白い!濃厚ながら爽やかという、学年トップの成績なのにサッカー部キャプテンみたいな、ラグビー部エースなのに料理もうまいみたいな、よくわかんないけどそういうギャップに満ちた素晴らしいデザートです。
次がまた凄い!!
これは、完熟メロンのスムージーにホイップがトッピングされているもの。このメロンのスムージーは、あの完熟したメロンを口に含んだときのちょっとしゅわっとする感じ、ぴりっとする感じがそのままで、微発泡?というような刺激が楽しい!
さてお次。そう、お気づきと思いますがカンテサンスはデザートが凄いんです。。。
4皿のコース。今回はスキップしたけど、お料理のコースとデザートのコースの間にチーズを挟むこともできます。前回はチーズ3種を挟んだ。
フォンダンショコラというか、チョコクッキーというか、濃厚でねっとりしつつさくさくした素晴らしいチョコレートのデザート!おどろくほどすんなり食べれてしまいます。
前回はデザート1皿ずつペアリングお願いしましたが、今回は赤を2本ボトルでお願いしたので後半はライトな感じで。
ウイスキー、ラム、ソーテルヌ(貴腐ワイン)のセレクション。みんなそれぞれ頼みました。私はもちろんウイスキー。(日本酒・ワインに次いで好きなのがウイスキー)
美しいねぇ。
しかし、ラムも貴腐ワインもしっかり味見させていただきました!貴腐ワインは、いつまでも飲んでいられそうな軽さと広がりのある甘さ。ラムは単体では難しい(アルコール度数55%!)
でも、それがこのカンテサンスのスペシャリテ、”メレンゲを粉砕してからアイスクリームにしたもの”にかけて食べるともう壮絶なる美味さの波動で私もうここに泊まっていいですかみたいな感じになります。
いまさらっと言いましたが、そう、この下の画像、ただのアイスクリームじゃないんです。メレンゲを粉砕してアイスにしたすごいやつなんです。ただなめらかなのではなく、たいへん上品な”粉っぽさ”に、複雑な甘みがあるのが特徴です。さっくりと溶けていくんです。
最後は、奥に写っているピスタチオのお菓子とレモングラスティー。
4時間半があっという間・・・
食べることが好きな人たちと価値観や体験、経験を共有しながら過ごすと本当にあっという間。あぁ、生きていてよかった。
最後、岸田シェフがお見送りをしてくださいました。図々しくもお写真をお願いしちゃいました。
静岡在住のためちょっと先に帰ったedible flowerのRyo君はなんと岸田シェフに自分の作っているedible rose(食用バラ)を売り込んで、サンプルを送って使ってもらうことになったようで。凄い!
カンテサンスはさすが日本の最高峰だけあってお食事はもちろん最高なんですが、その体験すべてが素晴らしく、果たして私はこの店にふさわしい知識・教養・経験を備えた人であるかということをいつも自問するきっかけになります。多分ぜんぜん足りないです。ここで食べられるお金があることと、ここでの体験をふさわしく享受できることとはぜんぜん違うことです。そういうわけで、私はこれからも食の道の探求と、年収の向上にダブルで励みます(笑)
ごちそうさまでした!
人生への感謝を込めて。